五感体験型のお化け屋敷「血の糸」
石川県金沢市のダイトクコーポレーション内にある「血の糸」は、金沢美術工芸大学の学生とコラボレーションして作り上げたお化け屋敷です。
テレビや新聞などにも多数取り上げられており、2020年の4月にリニューアルオープンしました。
大徳総合病院という廃墟となった病院を舞台としており、血も凍るような恐怖を味わうことができます。
「血の糸」は、視覚・聴覚・嗅覚・触覚・味覚といった五感を刺激する五感体験型のお化け屋敷になっています。
病院内を凝視しないとミッションをクリアすることができないので、リアルな造形が恐怖を引き起こします。
現役の美大生ならではの完成度の高い造形は非常にリアリティがあり、恐怖をさらに増幅しています。
また、入場する際には骨伝導ヘッドフォンを使用することになっており、より臨場感を感じることができます。
骨伝導ヘッドフォンは、骨を振るわせて直接聴覚神経に音を伝えるものです。
耳の穴を塞がずにしようすることができ、周囲の音も聴き取れます。
それから廃墟となった病院の香りが漂ってきたり、季節を問わず肌寒く感じるなど五感に訴えかける工夫が随所に施されています。
病院独特の匂いは、リアリティを感じるのに多いに役立ちます。
そして最後には、恐怖の美味しいカレーも用意されます。
「血の糸」は完全予約制になっています。
一度、その怖さを体験してみたいという人におすすめです。
恐怖がやみつきになったリピーターの方もいます。